評論家・江崎道朗氏と理事長・三荻祥の対談【月刊正論8月号】

月刊正論8月号(7月1日発売)に

評論家で理事の江崎道朗氏と本会理事長の三荻祥との対談が掲載されました。
是非、書店でお求めください。

以下、一部抜粋

三荻 伝統ある皇室を民間の立場からお支えしようと、令和四年二月八日、一般社団法人「日本令和研究所」を設立しました。私たちが活動の柱にしたのは次の三点です。

第一に、皇位継承の重儀である大嘗祭をはじめとする宮中祭祀を守るために、われわれ国民の側がすべきことは何なのかを明らかにする調査・研究です。

第二に、敗戦後、廃止されてしまった皇室に関する法律や制度を検証し、現行の皇室制度の課題を明らかにしたうえで、具体的な解決策を講じることです。そのためには、かつての皇室法の研究も欠かせません。(略)

第三には、皇室と国民の絆が歴史的にどう続いて今に至っているのか。そうしたことを調査し、広く周知することです。(略)

江崎 宮中祭祀を天皇の私的行為にしたままでは、さまざまな儀式を支える人員、技術や材料や道具、それらをつくる人や修理する人がいなくなっていく。よって儀式自体が成り立たなくなっていく恐れがあります。それをただ憲法に「宮中祭祀は公的行為」と書き込めば解決するかといえばそういう話ではありません。戦前からの皇室法についてきちんとした研究を積み上げて、どのよな手当てをしたらいいのか、専門的な研究が必要なのです。

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【日本を繋ぐ(第1回)】江崎道朗×三荻祥 「三荻祥ってどんな人①」配信開始

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